受難の火曜日 (ヨハ13,21-33.36-38)

「イエスはこう話し終えると、心を騒がせ、断言された。『はっきり言っておく。あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。』」ヨハ13,21

十二人の弟子たちが元々イエスに従ったのは、自分の利益を求めたからです。その内十一人の弟子たちは、イエスを知れば知るほどイエスを深く愛するようになり、イエスに従う動機を変えて、イエスから与えられた使命を果たすことによって、想像した以上に豊かな人生を送ることができましたし、その生き方によって数え切れないほど多くの人の人生を、豊かなものにすることができたのです。けれども、自分の動機を変えられなかったイスカリオテのユダは、イエスを裏切って、イエスを殺そうとした人々の手に彼を引き渡しただけではなく、自分自身も滅ぼしてしまったのです。

私たちが、イエスに従う自分の動機を認識することができますように。そして、必要に応じてそれを正すことによって、神の子ども、イエスの弟子として、ますます誠実に生きることができますように祈りましょう。

全能、永遠の神よ、
主キリストの受難の神秘を記念するわたしたちが、
罪の赦しを受けることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。