灰の式後の金曜日 (マタ9,14-15)

「イエスは言われた。『花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。』」マタ9,15

人間は、おいしく食べたり飲んだり、また、楽しく遊んだり、次々と欲しいものを手に入れたりすることによって、豊かに生きているような気持ちになれるかもしれませんが、実際にそのような騒がしい生活によって、自分の心の飢え渇きが見えなくなり、心の叫びが聞き取れなくなるだけで、結果的に自分自身を欺くだけなのです。

私たちは、以上の意味での「豊かな」生活をしているならば、少しゆっくりして、「貧しく」生きることによって静かになり、自分の心と向き合うことができますように。そして、人間の心と霊魂のために真の糧を与えることのできるイエス・キリストに従うことによって、真に豊かな人生を送ることができますように祈りましょう。

いのちの源である父よ、
わたしたちの回心の歩みを常に助け、支えてください。
受難節の務めを、真心をこめて果たすことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。