四旬節

 四旬節は、復活の祭儀を準備するために設けられている。四旬節の典礼によって、洗礼志願者はキリスト教入信の諸段階を通して、また、信者はすでに受けた洗礼の記念と償いのわざを通して、過越の神秘の祭儀に備えるのである。

四旬節は、灰の水曜日に始まり、主の晩さんの夕べのミサの前まで続く。四旬節の初めから復活徹夜祭まで「アレルヤ」は唱えない。

四旬節の初めにあたる水曜日は、どこでも断食の日とされ、その日に灰の式が行われる。

四旬節の主日は、四旬節第1、第2、第3、第4、第5主日と呼ぶ。聖週間の始まる第6の主日は、「受難の主日(枝の主日)」という。

聖週間は、救い主キリストのエルサレム入城に始まる受難の追憶に向けられている。聖週間の木曜日の朝、司教は、その司祭団と共同司式ミサを行って油を祝福し、香油を聖別する。

(典礼暦年と典礼暦に関する一般原則27-31)