11月9日 ラテラン教会の献堂 (ヨハ2,13-22)

「イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、鳩を売る者たちに言われた。『このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。』弟子たちは、『あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす』と書いてあるのを思い出した。」ヨハ2,15-17

エルサレムの神殿は、人間の象徴です。一人ひとりの人は神にかたどって、神の似姿として創造されました。神は一人ひとりの人を通して、ご自分の栄光を表し、全世界に神聖な命を注ぎたいと望んでおられます。そのために、神の望みに沿って生きている人は、他の人に命を伝える仲介者となっているわけです。

残念ながら、多くの人々が、エルサレムの祭司たちと同じように、神から与えられた能力を本来の目的のために用いる代わりに、また、神の望みに沿って他人を助け、生かす代わりに、ただ自分自身だけを生かそうとして用いるがゆえに、他人に苦しみや死をもたらすことになっているのです。

私たちが本来の姿に戻るように、エルサレムの神殿を清めたイエスは、私たち一人ひとりを清めたいと望んでおられるのです。しかし、私たちを清めるには神殿の場合と違って、自由意志の持ち主である私たちの承諾なしには、全能者である方さえも無力なのです。

ますます多くの人が、心を開き、キリストの働きによって清められて、神の命がますます豊かに全世界に注がれますように祈りましょう。

いつくしみ深い神よ、
あなたは年ごとに、
ラテラン教会の献堂を記念させてくださいます。
あなたの家でいつも清いいけにえがささげられ、
豊かな救いの恵みが与えられますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

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