年間第29月曜日 (ルカ12,13-21)

「(イエスは)一同に言われた。『どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである。』」ルカ12,15

人生において最も確かなものである死は、人が一生の努力を通して手に入れたすべてのものだけではなく、愛する人と命そのものをも奪い取るものとして、人間にとって最悪であり、最も恐ろしいものであります。多くの人は、この恐ろしさや死がもたらす不安や絶望感を少しでも和らげるように、一生懸命に働いたり、遊んだりすることによって、死のことを忘れようとしていますが、このような努力が成功しても、人間は、自分の死を無視することによって人生の大事な部分を見失い、結果的に人生そのものが大きな失敗に終わったとしても不思議ではないでしょう。

私たちは、命の源である神との強い絆を結び、この絆を深めることによって、自分の死を、すべてを失う恐ろしい瞬間から、永遠の命への門、つまり、愛の絆の完成の瞬間に、変えていただけますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたを愛する心をお与えください。
復活の信仰に生きるわたしたちが、人々の中で、
絶えずそのあかしを立てることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

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