年間第5金曜日 (マコ7,31-37)

「イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、『エッファタ』と言われた。これは、『開け』という意味である。すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。」マコ7,33-35

イエスは言葉を述べるだけで、どんな病気をも癒すことができました。しかし、もし言葉だけではなく、いろいろなしるしや象徴を用いたならば、それは病人が心を開き、癒しの恵みを受け入れるように、この人の信仰を深めるためのものであったでしょう。

カトリック教会の秘跡は、イエス・キリストが成し遂げてくださった救いの恵みにあずかる特別な場です。秘跡は恵みを与えながら、この恵みをしるしや象徴を用いて表しますので、この恵みをより豊かに受け入れるように、私たちがこのしるしや象徴の理解を深め、それによって私たちの信仰が深まり、心がさらに開かれますように祈りましょう。