年間第4土曜日 (マコ6,30-34)

「イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。」マコ6,34

羊は非常に弱くて無力な動物ですので、羊を牧場や泉に導き、狼などから守ってくれる羊飼いがいなければ、生きることができないようです。人間は、「羊飼い」、つまり正しい導き手がいなくても生きることができるでしょうが、その時に手に入るものは人の心の飢え渇きを癒すことができないし、自分の欲望や自分を悪用しようとする不正の導き手に従えば、自分の滅びに向かって歩むことになるのです。

人間の心を完全に満たすことのできる、愛と命の源である神のもとへと導くこと、また、人間をあらゆる危険や悪から守ること、それができるのは、イエス・キリストだけであるという事実をますます多くの人々が悟り、イエスに信頼して従うことによって、ますます豊かに生き、さらに人間の最高の幸福である永遠の命に入ることができますように祈りましょう。

万物を治められる神よ、
世界の歩みを力強く導いてください。
現代に生きる教会が人々に仕え、
平和のために尽くすことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。